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 若草山山焼きの写真撮影方法(フィルム式のカメラによる)
よく山焼きのときにこのような写真をご覧になると思いますが、この写真は実は、多重露光によるものです。実際にこんなに一気に燃えたら、火を着ける消防団の居場所がなくなります(笑)

では、この多重露光の方法についてこの写真の撮影者KUMAの解説により説明していきましょう。
※準備編※
『一眼レフカメラ』
(コンパクトでもやろうと思えばできますが、バルブ(長時間露光)の出来る機種でないとできません。) お勧めは機械式シャッターのカメラです。何故機械式シャッターのカメラがいいかと言うと、寒い野外での撮影なので電子カメラだと電池が無くなってしまう可能性があります。もちろん、新品の電池を入れておけばいい事なのですが、機械式シャッターカメラの方が安心して使う事
ができます。(機械式シャッターカメラは電池が無くともシャッターを切る事ができますからね。) あと、今流行りのデジタルカメラでの撮影はこの方法だとまず不可能でしょう。まず、1時間くらい長時間露光出来るカメラないんじゃないでしょうか(あったら教えてね)、あと仮にできたとしてもデジタルカメラの夜間撮影はCCDがノイズをひらうので、かなり困難を極めます。
デジタルカメラでの撮影は、同地点で山焼き開始から終わりまで多少シャッタースピード落として撮影した数十枚のデータをフォトレタッチソフトで合成すれば可能と思われます。
『レンズ』
 場所にもよりますが、単焦点135mmレンズを使用しています。ズームレンズ使用の場合は、100-300mmか70-210mmレンズを使用すると良いでしょう。(100mmあたりの単焦点レンズでもいいと思います。)
『レリーズ』
 長時間露光をする事になりますので、レリーズは必携です。 安価な物でもいいので準備しておいてください。
『フィルム』
 ISO100もしくは400のフィルムで大丈夫です。スライド用フィルムも僕は使いますが、失敗をおそれるのであれば、後で補正の効くネガフィルムを使用した方が無難でしょう
『三脚』
 長時間露光なので、揺れは大敵です。なるべくがっしりとした物を選びましょう。軽い三脚しか無い場合は、ストーンバックなどを使用して安定感を稼ぎましょう。
『黒い布』
 これは撮影術に使用します。今回使用したのはレンズカバーです。無ければ、黒い帽子などで代用してもいいでしょう。
『セロテープ』
 レンズのピントリングを固定するのに使用します。
『保温材』
 カイロなどを用意しておきましょう。カメラを出しっぱなしだと、いざと言う時に働かなくなる事があります。山焼きが始まるまで、タオルやカイロをカメラにかけて置くことも重要です。後、撮影者本人の装備も重要です。十分な服装や耐寒装備をしてから撮影に臨んでください。
『懐中電灯』
 これは撮影が終わったら機材を収納するのに用います。辺りはまっくらな所で撮影するので思わぬ忘れ物もあるかもしません。用意しておいた方がいいと思います。
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