| 2月頃、第二阪奈道路を走ると中町インターあたりに花がちらほら咲き始めた梅林が見えてきます。結構目立つのでこの梅林を見たことのある人はかなりいると思いますが、名称や行き方を知らない人が多いと思います。この場所は追分梅林という農業梅林で、10ヘクタールに約4000本の梅の木が植えてあります。入園は無料ということもあって口コミで来る人が増えました。場所は細い道や右折禁止などもありわかりづらいと思います。所々に「追分梅林はこちら」看板があるのでそれを目印にすると良いでしょう。 |

| 追分梅林の梅は白梅、紅梅で背が低いのが特徴です。梅の花が近く感じられ木と木の間にしゃがむと梅の花のトンネルが目の前に広がるようです。梅林の中には周回するように道があり散歩コースになっています。ときおり梅の香がほんのりして、蜂が蜜を集める姿を目にします。まだまだ気温は低いのですが、春はかなり近くにいるように感じます。 |
梅の花は昔から日本人とかかわりが深かったようです。もともと梅は奈良時代頃に中国から伝わったものです。貴族の中で外国物を取り入れる流行で盛んに梅が栽培されました。その頃は白梅が中心だったようです。
現在は春の花というと桜を想像しますが、奈良時代の万葉集に出てくる花を調べると桜は46歌、梅の歌は119歌と梅の花の方が圧倒的に多く、完全に梅の文化だったようです。平安時代になると紅梅や香りの強い梅などが珍重されるようになったようです。 |
| やがて梅から桜の文化と変化していったようですが、人々が梅を愛する気持ちはいつの時代も変わらないようです。ここでも多くの人が梅林の中で梅を楽しんでいます。アマチュアカメラマンが梅にとまるメジロを撮影してたり、お弁当を広げて食べている人がいて、一足早い春のお花見です。比較的ゆったりでき、臨時の無料駐車場も整備され、期間中は売店で地元で採れた野菜や、梅干しなどの加工食品、梅の盆栽などの土産品も販売しており活気があります。最近はなんと観光バスも来るようです。道が狭いので土日に車で来る人は特に注意が必要です。 |
ところで、追分梅林は数年前より梅林内でダチョウを飼育しています。最初園内に登場したときは驚きました。飼育理由がよくわからず、鑑賞用か、卵を食用にする為か、あるいはイノシシ避けの為かなど思っていたら、いつだったかテレビでやっていて理由がわかりました。なんと趣味で飼っているとの事・・・単純でした。
餌をむさぼっているダチョウは手でもさわれる位置に来ますが、近づきすぎるとつつかれそうなので、そっと眺めることとしましょう。よく見ると愛らしい表情と遠くを見つめる眼差しがかわいいです。観光客には大人気でした。 |
- 開花時期
- 2月中旬〜3月中旬
- 売店
- 2月中旬〜3月中旬
午前9:00〜午後4:00頃まで
近隣農家で収穫した新鮮な野菜や、みたらし団子・お弁当等販売
- 料金
- 無料
- 駐車場
- 無料駐車場有
- 開花お問合わせ
- 追分梅林組合 TEL:0742-47-6604(期間中のみ)
アクセス方法
近鉄富雄・学園前・郡山各駅から若草台行バス「若草台」下車
車の場合は大阪から第2阪奈道路中町ランプ下車後「追分梅林」の看板通り進行。
奈良からは阪奈道路、阪奈三碓出口を下車し枚方大和郡山線を南に進んで「追分梅林」の看板通り進行
※拝観料や入場料、時間などの情報は変更になっている場合がありますので、お出かけの前に事前に各社寺や観光センターにお問い合わせ下さい。