中秋の名月の日には猿沢池にて采女祭が行われます。猿沢池のほとりに建つ采女神社は、なんと社が後ろ向きに建っています。これは采女伝説によるものです。昔大変美しかった采女は奈良の帝に寵愛を受けていました。ところが、いつしか帝は心変わりをしてしまい、采女は嘆いて、猿沢池に身を投げて自らの命を絶ったそうです。人々は采女の霊を慰めるために、猿沢池のほとりに社を建てたのですが、身を投げた池を見るにしのびず一夜にして、後ろ向きになったそうです。
 なんとも不思議な伝説ではあります。この祭りは采女の霊を祀る祭りで、猿沢池に龍と鳳凰の形をした船が浮かべられ花扇と共に池を2周回ります。船には稚児や十二単衣の花扇使がのっており、松明の煙が水面をはうように流れるので、幻想的です。ただこの船はちょっと動きが早いので写真撮影は大変でした。クライマックスには花扇を池に浮かべます。この日は天候に恵まれたので、猿沢池に落ちそうになるくらい多くの観光客が祭りを楽しんでいました。
実は福島県郡山市にも、「うねめまつり」があります。郡山の古地名である「安積郡(あさかぐん)」と大和の地は古墳時代より交流があったそうで、采女伝説が残っているそうです。そういう理由もあって奈良市と福島県郡山市は姉妹都市なんだそうです。
 2001年新しく建て直された采女神社が、中秋の名月で輝き、いつになく盛り上がった今回のお祭りでした。
近鉄奈良駅  徒歩5分
JR奈良駅  徒歩10分
采女祭は中秋の名月に行われます。
中秋の名月
2004 09/28 火曜
2005 09/18 日曜
2006 10/06 金曜
2007 09/25 火曜
2008 09/14 日曜
2009 10/03 土曜
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