東大寺の北西にあたるここ、多聞城跡は、戦国時代、大和一円を支配しようとした松永久秀が1560年に築いたお城で、日本初の四層の櫓を持つお城として知られていました。多聞城建築後はその後の城建築を大きく変え、織田信長は多聞城をまねて、安土城を作り又豊臣秀吉の大阪城にもこの建築方法が採用されたようです。松永久秀は、茶の湯を楽しむ文人であったようですが、東大寺を焼き討ちにして、大仏さんの首を落とした張本人であるということで、悪人のイメージが強いようです。
多聞城は創建から15年ほどで織田信長の手によって壊されてしまい、現在は若草中学校の建物が建っています。石垣は大和郡山城の石垣に使われ現在も残っているようですが、この場所には当時のおもかげを残すものは、何も残っていません。
 しかし階段の上から眺める景色は東大寺大仏殿、二月堂など奈良市内が見渡せ、戦略的な要所であったことを伺わせます。さて、幻燈会ですが、この若草中学の階段に水の入ったコップにロウソクを浮かべお城の形に並べます。日が暮れると闇夜に「多聞」の文字と城が浮かび上がり、幻だったお城をよみがえらせることができます。
又近くの佐保川には蛍の乱舞を再現しようと、細工がされていました。これは、ペットボトルの中に夜釣りで使うケミホタルという光る物質が入れられ、このペットボトルが川のあちこちに固定されていました。確かに蛍が乱舞しているように見えてとても綺麗でした。ちょっとしたアイデアですね。2002年で3回目となる幻燈会ですが、まだまだ知名度が低く地元の人とテレビ局しかこないのですが、燈花会開催中に行われ会場から30分ほど歩けば着くので、また一味違った灯りを見にくるにはいいかもしれません。
近鉄奈良駅より 徒歩30分

車で行く場合
転害門の前に市営の駐車場があるので、そこから徒歩5分
2004年8月8日(日) 午後7時〜9時
 (雨天の場合は15日に順延)
毎年日程が変わります。

問い合わせ
奈良街道まちづくり研究会の
駒さん (TEL0742-22-6831)
辻村さん(TEL0742-22-2460)
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