| 県庁は「県庁ほのあかり」としてを独自でやっているエリアで2007年より始められました。2008年は工夫が見られ観光客にも好印象だった感じがします。良かったのは、順路で2階の回廊を解放し下の燈花会が見やすくなった事、そしてボランティアグループを募りそのグループが毎日違った絵を燈花会の灯りで表していた点です。写真は「奈良県の形」と「奈」の字です。西側からは若草山の灯りも正面に見え眺めは良かったです。で、このまま降りるのかなと思いきや、なんと議会場を通ります。これも斬新で良かったです。県政を身近に感じてもらう良い企画です。 |
| そして、一旦一階に降りてから再びエレベーターで燈花会の期間中に夜間開放している県庁の屋上へ行くと、いきなり飛び込んでくるのが興福寺五重塔です。なんと色つきでした。通常興福寺のライトアップは逆側からライトがあたるので、県庁の屋上から見ると逆光でシルエットしか見えません。そこで反対側を色つきのライトでライトアップしているのです。一定時間毎に変わり、黄、緑、紫、赤、白と変化しいつもと違った表情を見せてくれます。県庁から見ると興福寺五重塔とは目の高さが同じで、しばしその変化を眺めて楽しむ人が沢山いました。 |
| そして屋上東側からは、ライトアップされた東大寺大仏殿が見えます。南東の端から見ないと隣の建物があって見えにくいのですが、夜はくっきりと柱の一本一本が見えて迫力があります。県庁屋上は平日昼間も解放されているのですが、昼間はもう一段高い場所に上がれます。そこからだと遮る建物なく見れるのですが、狭くて危険なのかさすがに夜間は立ち入り禁止になっていました。 |
| そして大仏殿のすぐ横に見える若草山。ここの会場も燈花会に合わせてイベントが行われます。2008年は「若草山・灯・夕涼み」として昼間は夕暮れまで鹿せんべいとばしが行われ、夜は山に張り巡らされた明かりが灯ります。今年のテーマは何だったのかよくわかりませんが毎年ここも形を変えます。若草山は入山料が必要ですが、夜間も一重目の下まで登ることができます。 |
| 若草山を登れる所までいくと、ここからでも十分奈良の夜景が見え、興福寺五重塔や大仏殿を眼下に見ることができます。人はほとんどいません。下の会場からだと若草山まで登ってくる人少ないのだと思います。途中の道が真っ暗ですから、もうすこし誘導させる工夫が必要です。別ルートでは頂上へは車で行くことができます。頂上から見る奈良の夜景も素晴らしく燈花会のついでにぜひ行ってみたい場所です。 |
| こちらは13日と14日のみ行われている燈花会の東大寺会場です。この日は夜間拝観も行われるので、人が多く混み合っています。燈花会の灯りは南大門から中門(ちゅうもん)にかけてと鏡池周辺に並べられ灯りの参道となります。鏡池は文字通り、鏡のようにライトアップされた大仏殿、中門、回廊の壁面、そして燈花会を美しく映し出します。 大仏殿正面の大仏様のお顔が拝顔できる観相窓(かんそうまど)も開かれているのですが、さすがに正面でないと大仏様は見えないようです。 |
| そして14日のみ行われる春日大社の会場です。二の鳥居までの参道両脇に灯りが並べられ灯籠には火が入れられます。春日大社中元万燈籠も行われており、人出が多く賑わっています。途中、春日大社の提灯が売っています。参道の広さの割に灯りが暗く提灯で足元を照らしながら進んで下さいという事なのでしょう。かわいい提灯なので子どもがせがむ光景をよく目にします。 幻想的な世界にいざなう燈花会もこの日が最終日です。毎年変化拡大し、10年を経て奈良の代表的なイベントになったと思います。そしてこれからも多くの人を魅了していくことでしょう。 |
