ライトアッププロムナードなら(1)
ライトアッププロムナードなら 五重塔 写真
 興福寺の五重塔は730年に藤原不比等の娘でもある光明皇后によって建立されました。その後5回の焼失・再建を経て現在の建物は室町時代に再建されたものです。高さは50.1m京都の東寺についで全国で2番目に高い五重塔ですが、創建当時は45mほどだったようです。明治時代に行われた廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)では、興福寺存亡の危機になります。寺領は没収、建物は破壊や撤去され、五重塔は当時250円で売り出されました。しかしそんな苦難を乗り越え、現在へと無事に保存されてきました。
ライトアッププロムナードなら 五重塔 写真
 現在国宝に指定されている五重塔ですが、ここはほぼ一年中ライトアップされています。ここのライトアップは一番古く、昭和41年から行われています。光が当たると木材が緻密に組み合わされている姿が良く見え、日本建築の美を感じます。できた当時としてはかなり高層建築にもかかわらず、過去の大地震で一度も倒れたことがないのは日本の技術の高さともいうべきでしょうか。
  昭和37年頃まで上まで登ることができました。昔、実際に登った人に話を聞くと、とても急な階段だったそうですが生駒山まで見渡せて眺めは良かったそうです。今は立ち入り禁止になっています。
ライトアッププロムナードなら 猿沢池 五重塔 写真
 隣の猿沢池からは五重塔が夜空に浮かび上がります。池周辺の柳の木もライトアップされていて、緑色が池に反射しとても綺麗です。この風景はよくポスターに使われています。 又この五重塔は結構遠くからでも見えるので奈良のシンボル的な存在にもなっています。猿沢池周辺は普段、静かな場所なのでゆったりとベンチに座ってこの風景を眺めることができます。賑わいを見せるのは夏の燈花会と秋の采女祭(うねめまつり)の時期です。采女祭は船を浮かべて周遊するという優雅な光景も見れます。
ライトアッププロムナードなら 猿沢池 写真
 猿沢池周辺には昔より柳の木があります。一部間が抜けているのが残念ですが、それでも雰囲気が良く緑色が良く映えます。すぐ近くには石碑がありそこに猿沢池は「澄まず、濁らず、出ず入らず、蛙はわかず、藻生えず、魚七分に水三分」と歌が書かれています。これは猿沢池の不思議も伝えたものとされています。考えると確かにその通りです。
ライトアッププロムナードなら 猿沢池 写真
 この猿沢池の歴史は意外と古く造られたのは749年で、元々は興福寺で魚や鳥を放してやる為の人工池だったようです。ひょっとするとその助けられた魚や鳥が不思議をつくりだしているのかもしれません。ただ、歌の魚七分は少しおおげさで今は亀七分という方が正解でしょう。昼間見ると大量に繁殖しているのを見かけます。
  中秋の名月のときに行われる采女祭が近くなると提灯が池の周辺に飾られます。その頃になると夜も涼しさを感じられるので、ライトアップを見学するのに良い季節かもしれません。
情報
  • ライトアップ時期
  • 興福寺五重塔 猿沢池周辺 通年
    (6月21日、7月7日はライトダウンキャンペーンの為、実施されません)
  • ライトアップ時間
  • 7月〜8月 PM7:00〜PM10:00、9月 PM6:00〜PM10:00
  • 駐車場
  • 登大路南駐車場 AM6:00〜PM10:00  乗用車 1,000円
    ならまちセンター駐車場 コインパーキング24時間 駐車料金 普通車 100円/20分(上限1日1,000円)
  • お問合わせ
  • ライトアッププロムナード・なら実行委員会(奈良県文化観光局ならの魅力創造課) TEL 0742-27-1515
地図・アクセス
東大寺地図
アクセス方法
JR・近鉄奈良駅より徒歩5分。
関連リンク
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※拝観料や入場料、時間などの情報は変更になっている場合がありますので、お出かけの前に事前に各社寺や観光センターにお問い合わせ下さい。
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作成日 2008年08月01日
最終更新日 2009年11月09日