| 東大寺南大門から公園内を若草山に歩いて行くと新公会堂があります。ここは旧公会堂の老朽化に伴い建て替えられた建物で屋根瓦は日本最大の面積を持ちビックルーフの愛称があります。能楽ホールやレセプションルームもあり、国際的なイベントによく使われます。昼間は手入れされた庭園が一般公開されています。庭には鹿が入れないのでゆったりとできます。 屋根をライトアップしているのですが、近寄ると見えにくいので少し離れた場所から見るといいでしょう。 |
| ここは仏教美術資料研究センターで、国の重要文化財です。もともとは、奈良物産陳列所でした。明治35年に竣工し宇治の平等院をなぞらえたそうです。窓はイスラムを想像させるような模様になっています。100年以上経っているのですが建物美しさは現在にも通用するものがあります。 白い壁面がよくライトを反射し輝いています。しかし手前の木が伸びすぎて建物半分見えなくなってしまいました。ライトアップの中では1、2を争う美しさなのに少し残念に思います。 |
| 裏側に回ってみると、全景が見やすいので10円玉の裏に描かれている平等院と比べてみると、確かに模して造られているのがよくわかります。実はここの場所、意外と知られていないのですが週2回、昼間に中を一般公開しています。仏教美術の図書館です。 研究目的でないと行く機会がないかもしれないのですが、中をのぞいてノスタルジックな気分も良いかもしれません。 |
| そしてここが奈良国立博物館本館です。石貼りのルネッサンス様式の建物でオレンジ色の壁と入口の丸い柱が特徴です。意外と古く明治27年に建てられ、現在国の重要文化財になっています。 ここは東大寺、興福寺、春日大社に囲まれた一角に位置しており、各社寺の協力を得て様々な仏教古美術の宝庫となっており歴史の重みも感じることができます。本館のすぐ裏には、昭和47年に新館が建てられ秋の正倉院展が開催され秋には多くの人で賑わいます。 |
| 仏教美術資料研究センターや国立博物館は明治建築を代表するすばらしい建物です。ライトアップはこれらの建物のすばらしさを再認識する良い機会ではないかと思います。 奈良公園周辺には他にも明治建築として奈良ホテル、国立奈良女子大学記念館(重文)、奈良少年刑務所正門などあります。ライトアップしていませんが、昼間訪れてまた別の奈良らしさを感じてみてはいかがでしょうか。 |
