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 ここ浄瑠璃寺は、738年(天平11年)岩船寺と同じく行基によって開かれたといわれています。浄瑠璃寺流記事によると、1047年(永承二年)義明という上人が、薬師如来を本尊とし、一日で屋根を葺けたというほどの小さな堂を建てたのが始まりだそうです。
その後、浄瑠璃寺は一条院の御祈所とし、坊舎などをまとめ、庭園を整備していったいき、1178年(治承二年)京都の一条大宮から現在の位置に三重塔を移され、薬師如来をまつりこの寺が成り立っていったようです。
このお寺の構造は、真東に薬師仏をまつる三重塔、中央に宝池、真西に九体阿弥陀堂から成りたっている。
 春と秋のお彼岸の日は三十の塔の真上から太陽が昇り、九体阿弥陀堂の真後ろに日が沈むと教えていただきました。この日は特別な日で太陽の昇る東方にある(浄瑠璃浄土)の教主である薬師如来とその太陽が沈んでいく西方浄土(極楽浄土)の教主である阿弥陀如来が太陽で結ばれる日なのです。
ここのお寺は、境内の参拝は無料なのですが、仏さんを拝観するには拝観料が必要となります。しかし、ここの仏は九体阿弥陀如来像(国宝)や吉祥天女像(重文・期間限定)などすばらしい仏さんがあるのでぜひ見に行って下さい。九体阿弥陀如来像はこの横長の九体阿弥陀堂に安置されているのですが、黄金色の如来像はすべて表情が違い、横一列に並んでいると不思議な感じがします。 なぜ九体かというと、人間の品というのが上品から下品まで9つの段階があって、それに対して阿弥陀仏の迎え方が九通りあるということです。(九品来迎)藤原時代、どの段階で現世を終わった人も極楽浄土へ往生できるように願って九体仏を一堂にまつることが流行したそうですが、完全な形で残っているのはここだけだそうです。
もちろん仏像は写真撮影が禁止されているので掲載はできませんが、何度来てもすばらしいと感じさせてくれることでしょう。
秘仏開扉

薬師如来(三重塔内) 
毎月8日、彼岸中日、正月三ケ日

吉祥天女(本堂内) 1月1日〜15日
             3月21日〜5月20日
            10月1日〜11月31日
大日如来(潅頂堂内) 
1月8日・9日・10日の3日間
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