飛鳥から奈良へと続く日本最古の道「山の辺の道」の中間に位置しているここ、石上神宮(いそのかみじんぐう)は飛鳥時代の豪族、物部氏の総氏神として、又大神神社と同じ日本最古の神社として有名です。元々は古来朝廷の武器庫として物部氏が守っていたようです。境内に入ると多くの鶏が放し飼いにされていました。野生化していて強そうな鶏なので、猫が目の前を通っても微動もしない不思議な光景が見れます。元々は20年ほど前に誰かが捨てて行ったものだったそうですが
次第にその数が増え現在に至り、神の使いとして飼われているようです。さて楼門をくぐり奥に進むと拝殿が見えます。さらにこの後ろに本殿があるのですが、禁足地であり一般に立ち入ることはできません。もともとは大神神社のように本殿はなく、拝殿からその背後の禁足地を遙拝し、禁足地には主祭神である神剣布都御魂が安置されていると伝えられてきました。明治時代に禁足地を発掘し、剣一振(素鐶頭太刀そかんとうのたち)が出土したのを期に、これを布都御魂(ふつのみたま)として、本殿が造営されました。
又この禁足地にある神庫に収められている七支刀(ななつのさやのたち)は剣の刀身から両側3箇所で鹿の角状に枝分かれした珍しい形で国宝に指定されています。中国の東晋の太和4年(369年)、百済王が倭王に献じた「七支刀」でないかという説もあり、古代の日朝関係を解明する手がかりにもなっています。歴史を知る上で、石上神宮から大神神社までの道は非常に重要な意味を持っています。歴史を感じながら、山の辺の道を散策するのもいいかもしれませんね。
近鉄奈天理駅・JR天理駅より
奈良交通バス20、24、28番乗車
石神神宮前下車すぐ
(所要時間8分)

車で行く場合
名阪国道、天理東インターを降りて南下すれば見えてきます。無料駐車場あり
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