法起寺 コスモス
法起寺 コスモス 写真
  法隆寺と同じく斑鳩(いかるが)町にある法起寺(ほうきじ)は、以前は「ほっきじ」と読まれていましたが、1993年法隆寺、法輪寺と共に世界遺産登録にあたり「法」の呼び名を統一しようということで正式名称が「ほうきじ」になったようです。しかし、長年親しまれた「ほっきじ」で呼ぶ人も多いようです。ちなみに漢字変換も「ほっきじ」で「法起寺」に変換されてしまいます。
 606年に聖徳太子が法華経を講義・解説されたという岡本宮の跡地とされ、それを寺に改めたもので太子が建立した七ヶ寺の一つに数えられています。
法起寺 コスモス 写真法起寺 コスモス 写真
 このお寺は飛鳥時代706年頃に建立された現存する日本最古の三重塔があり国宝に指定されています。塔と金堂の位置は法隆寺とは逆で、法起寺式伽藍配置と呼ばれています。このお寺も繁栄と衰退を繰り返す運命をたどり、この三重塔も再三にわたる修理がされました。一部不明なところもあるようですが、ほぼ建立当初の様相をとどめています。高さ24m、飛鳥様式の塔はバランスがよく美しいです。最近は境内にもコスモスが植えられ秋の雰囲気を演出しています。
法起寺 コスモス 写真
 建立当時、聖徳太子が建てた立派なお寺であった事は法隆寺が近くにあることからも想像できますが、荒廃していた時期は三重塔以外はほとんど残っていなかったようです。しかし江戸時代になると再興の為に動き始めます。寺僧の努力で寄付を集め、まずシンボルである三重塔を修復、そして講堂、表門を再建、聖天堂を建立し今の形になったとされています。昭和57年には収蔵庫を新設し、重要文化財である木造十一面観音立像を安置しています。
法起寺 コスモス 写真
 法起寺周辺は地元の人が休耕田を利用してコスモス畑を作っています。10月中旬には満開を迎え観光客の目を楽しませてくれます。この場所は以前ネスカフェのCMで使われました。コスモス畑の中を黄色の帽子をかぶった幼稚園児が先生に連れられてるシーンでCMで流れたこのシーンは2秒ほどですが、撮影には丸一日を費やしたそうです。しかも冬の撮影だった為、コスモスはもうすでに枯れてしまっていたので、わざわざ大量のコスモスを持ってきて植えて撮影が行われました。秋の格好をした園児には辛い冬の撮影だったと地元の人に伺いました。
法起寺 コスモス 写真
 コスモスは秋の青空に映えます。写真を撮る人、スケッチをする人、散歩する人など様々な人がここにが訪れ秋を楽しんでいます。秋の花というとまずコスモスはと答える人が多いと思いますが、実はこの花日本の花ではなく、明治時代にメキシコからやってきた比較的新しい花です。昔からあればきっと万葉集にも詠まれていたことでしょう。痩せた土地でもよく育つので管理もしやすいようです。
  法起寺の周辺では、柿やいちじく、枝豆や秋の野菜の販売所が何か所かあります。近くの畑で栽培されているもので、鮮度が良くおいしいので良く売れていました。食欲の秋なんでしょうか。
法起寺 コスモス 写真
 観光客は法隆寺、中宮寺、法輪寺、法起寺のコースを歩いて斑鳩の里めぐりをしてくる人が多いようです。周辺は遠くには法隆寺の五重塔が見え、柿の木に実がつき、コスモス畑の隣では稲刈りをするのどかな田園風景が心を落ち着かせてくれます。
  コスモス満開時は花の絨毯のように表面を埋め尽くしとても綺麗です。様々なところで観光用にコスモスを植えるところが増えてくるのもわかります。もうすでに日本の花と言えるかもしれません。毎年コスモスが咲く頃になると秋の中間地点まで来た感じです。紅葉の訪れも、もうすぐです。
情報
  • 法起寺拝観時間
  • 2月22日〜11月3日 AM8:30〜PM5:00
    11月4日〜2月21日 AM8:30〜PM4:30
  • 駐車場
  • 無料駐車場有 コスモス満開の土日有料になる場合もあります
  • お問合わせ
  • 法起寺 TEL 0745-75-5559
  • コスモス開花時期
  • 10月初旬〜下旬 (満開は中旬頃)
  • 備考
  • 撮影等で休耕田には無断で入らないようにしましょう。立て看板があります。
地図・アクセス
法起寺地図
アクセス方法
JR法隆寺駅より奈良交通バス「法起寺前」下車すぐ
関連リンク
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※拝観料や入場料、時間などの情報は変更になっている場合がありますので、お出かけの前に事前に各社寺や観光センターにお問い合わせ下さい。
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作成日 2008年10月23日
最終更新日 2009年10月28日