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ここ飛鳥は、6世紀の終わりに推古天皇が即位し、平城京に都が移るまでの100年間、政治・文化の中心であった地です。中国、朝鮮からの仏教伝来と共に古墳時代から移り変る飛鳥は、古墳にある埴輪や、仏教に見られる仏像などとは異なる奇妙な形の石造が数多く点在し、不思議な空間が広がっています。そんな飛鳥を訪れ、日本の原点に立ってみましょう。まず、飛鳥駅からすぐの所にある高松塚古墳、昭和47年に発掘された美しい壁画が世間を驚かせたのは有名な話です
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この壁画は寄付金付きの記念切手にもなり、かなり売れたようです。その寄付金で隣に壁画館なるものができ、レプリカを見ることができます。本物はこの古墳の中にすごい設備が入れられ人工的に温度と湿度管理され保存されています。また古墳の周りもすっかり整備されて、歴史散策するのにいい場所になっています。
さて、奇妙な石の一つである猿石は、孝徳天皇と皇極(斉明)天皇の聖母にあたる吉備姫王のお墓の前に並べられています。元々はすぐ横にある欽明天皇陵の南側の池田から堀り出されたものなのだそうです。「千と千尋の神隠し」に似たようなのが登場しますが、きっとこれをなぞらえたものなんでしょう。 |
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この猿石は左から、女、山王権化、法師、男を表しており、このうちのうち三体には、裏にも顔があるようです。中には入れないので直接見ることができませんが、飛鳥資料館には、複製が置いてあるのでそちらを見て下さい。さらに南東5kmにある高取城跡にはもう一体の猿石があるようなのですが、それは元禄年間にここから発掘されたものが運ばれたようです。誰が何の為に作ったのか全くなぞで、歴史ミステリーとなっています。 |
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